廃屋荒らし

心霊WEB
友達の話なんですが
そいつは大の心霊好きで、よくみんなで心霊スポットとか行って肝試ししてたんです。
仮にAとしときますね。
ある日、一家心中した廃屋があるという情報を聞いたAは
友達B、Cの2人を連れて3人で行ったらしいんです。

そこの一家心中の事件は、時期とか地名は書けませんが、
閑静な住宅街に未だに壊されないまま残っているんです。
庭は草が背丈ほど生い茂り、道路からは建物の全貌は見えにくい感じですが
コンクリート塀に囲まれた割と大きな家です。
正面に門がありますが、鉄の扉は錆びていて
鎖が硬くグルグル巻きになっており開きません。
A達3人は裏の土手から回りこみ塀を飛び越えて中に入りました。
裏から回りこみ草を掻き分け、まずは正面玄関に辿り着きました。
玄関はカギが掛かっていました。
その廃屋自体かなり朽ち果てているので
窓ガラスはほとんど割れています。中に入るのは簡単ですが
なんとなく玄関から入りたいという、、敬意なのか礼儀なのか、、
まあ、そんな気分だったそうです。
「カギ閉まってるね。」
AとBは顔を見合わせました
すると、Cが大きめの岩をどこからか持ってきて
玄関の小窓のガラスを「ガシャーン!!」
割れた隙間から中に手を突っ込んでカギを開けました。
「開いた開いた。入ろうよ。」
。。。。。。。。。。
ま、いっか。
3人は家の中へと入ったのです
薄暗い中は湿気とカビで異臭が凄かったという第一印象
玄関には花や湿った線香。
荒れ放題の廊下にはタンスが横倒しになっており、進むのが困難
まずは一階から。
Aはこういうスポットは慣れているが、Bは相当ビビッていた。
かたやCは、無知ゆえの「怖いもの知らず」というヤツで
ガンガン先頭を切り、そこらの引出しやら扉をドンドン勝手に開ける。
「おいー。待てよ、C〜。」
Aは危ないと思い、Cを止めたがCは一人奥に進む。
すると、Cが血相を変えて戻ってきた。
「ヤバイヤバイヤバイ!!マジ無理!!」
どうしたのかとAが奥を見ると
半分ふすまが開いた奥の部屋に仏壇があったのが見えた。
「やばいね。どうする?帰る?」
でも、最後に2階をチラッと見てから帰ろう
そう言って3人は2階に上がったのです。
2階には部屋が2つ。
1つ目は物が散乱しすぎて、入るのを断念。
2目の部屋はわりと片付いていました。
真ん中に勉強机らしき机がまず目につきます。
Cは例によりガサゴソと引き出しを開けまくりましたが、何も入っていません。
そりゃあ警察が散々現場検証するでしょうし
部屋にあるのは、空っぽの家具くらいです。
「なーんだ、何もないじゃーん!」
Cが最後に一番下の引出しを開けたとき、
勢い余って引出しがゴト!と落ちてしまったのです。
「危ねー!足打つトコだったよ〜!」
するとAが、
「待って!何かあるよ?」
引出しを抜いた奥にAは何かを見つけました。

未完




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