暇だし書いてみる。

暇だし書いてみる。
今から20年程前、結構珍しい病気に罹患して、丁度時期は5月頃に、俺の住んでる都市の拠点病院に緊急入院となった。
空いた病床が、末期患者のところで、入院3日目に隣の爺さんが午前2時ごろ、天に召されるのをナースに知らせたのを皮切りに、
同室(8人部屋)の、俺と後1人以外、全員がどんどん旅立って
行った。 そんな状況だったし、俺もまだ厨二病真っ盛りだった事もあり、変に「俺も間もなく死ぬ。覚悟を決めよう」なんて
真剣に思っていた(実際は死に至る可能性もある・程度)。
入院して一ヶ月半経ったころ、隣の第5病棟が小児の難易病棟で(これだけで身内ばれ?)、小さい子供が多かったんだけど、
結構大きい病院なんで、旅立つ子も多くて、その頃には俺も慣れちゃってて(霊感あり)、「あ、今日お迎えが来てる」ってな
感じで、死神?みたいなんも感じるようになってた。
丁度暑くなってきてて、俺の罹患した病気が体温調節が困難になる傾向もあって、よく夜中に抜け出しては喫煙室で夜明かし
したりしてたのよ(喫煙室はクーラーが一晩中使えた)。
そしてある夜に、喫煙室から部屋に戻ってみると、8人部屋が満員だった。たしかにさっきまでは
俺ともう一人だけの2人のはずっだった。いつのまに6人が増えたのだろうと、よく見ると
すでに旅立った6人だったんだ。普通にみんな雑談をしている。話の内容は、三途の川から
死んだ母ちゃんが呼んでいたとか、死んだ子供に連れていかれたとか。

長い?なら短く書くよ。
要は、死んだ子供の念を集める「餓鬼玉」ってのに取り憑かれてさ、
払うのに10年近く掛かったのよ。
今も年に1回、メチャメチャ有名な神社に詣でて、お祓いを
続けている、って話。


いいか、見えたり感じたりする体質とか、それを装って自分を特別な
人間とか、夢想するのはいいけど実際に試そうとかするな。
出来るなら20年以上前の俺に、今の俺なら言いたい。
「調子に乗って、出来もしない事をやろうとするな」と。
死にはしなかったが、体には呪怨の痕跡(背中が爛れた)が残り、
人生の貴重な20代の時間を丸々無駄使いした。

今も多分、俺は目をつけられてる。距離を取って。
もう疲れた。



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